薄毛と聞けば男性のAGAを思い浮かべますが、最近では女性も薄毛に悩んでいる方が多いようです。その原因としてストレスやホルモンバランスが関係しているようです。薄毛にならないためにも日頃から栄養バランスの良い食事を摂ることやストレス発散などをすることが大事です。また頭皮の血行が悪いと抜け毛や薄毛の原因にもなるので注意しましょう。

女なのにAGA?FAGAの特徴とは

AGAの人形

男性特有の症状として知られている髪のトラブルに、成人男性によく見られるAGAがあります。
AGAとは男性型脱毛症を指し、一般的には遺伝や男性ホルモンの影響が主な原因と考えられています。
一方、女性でも脱毛症は見ることができ、この場合、FAGA(女性男性型脱毛症)と呼ばれています。

FAGAの主な原因としては、女性ホルモンの働きが男性ホルモンの働きに負けてしまうことがあり、その結果、AGAと同じような症状を発症することになります。
女性は加齢とともに卵巣の働きが減少し、女性ホルモンが減少します。
FAGAが更年期を迎えた女性に多く見られるのは、ここでの原因が理由の1つになっています。
また、不健康な状態も関係すると言われており、主な内容としては、無理なダイエットによる栄養不足や生活からくるストレス、睡眠障害、貧血などがあります。

脱毛を理解するにあたってはヘアサイクルに関しても理解をしておく必要があります。
まず、成長期は3年~5年続き、髪のサイクルの中では最も長い期間になります。
次に退行期になると毛根は少しずつ小さくなっていき成長が鈍くなっていきます。
概ね、1ヵ月~1ヶ月半程度続き、その後、3ヶ月~4ヶ月の休止期を経て発生期に入ることでまた新しい髪が生えてくることになります。
脱毛トラブルが出ている人はヘアサイクルが通常よりも短くなっている可能性があり、毛根が十分に成長しないうちに退行期と休止期に移行してしまうことで抜け毛が増えることになります。

FAGA症状の判断に用いられているものにルードヴィヒ分類があります。
ルードヴィヒ分類では症状に関してI型からV型まで分類をしており、まず、I型は正面から頭頂部にかけて全体的に薄くなっている状態を指します。
II型はI型と比較して脱毛症の範囲が拡大している状態を指し、III型では、AGAに似た状態で正面から脱毛の範囲が後退している状態をいいます。
また、瘢痕性(はんこんせい)脱毛症とも呼ばれるIV型は、毛包が破壊されて毛が生えてこない状態を指し、V型は薬剤やホルモンバランスの異常が原因となって脱毛症になった状態のことを言います。

ヘアサイクルを整え髪を健康にする方法

ヘアサイクルの整え方をしっかりと行うことで成長期に毛母細胞が分裂して髪が伸び、成長期が長いほど太く長い髪が育つことになります。
ヘアサイクルの仕組みは、成長期、退行期、休止期、発生期を繰り返すことで成り立っており、乱れてしまうことで薄毛などのトラブルを引き起こす原因になります。

ヘアサイクルの整え方は、まず、頭皮マッサージがあり、血行を良くすることが最も効果があるとされています。
血行を良くするだけでなく毛穴のつまりや汚れも改善することができ、頭皮環境そのものも良くすることができるようになります。

効果的なマッサージとしてはお風呂で美容液やオイルを使って行う方法があります。
ポイントは、頭皮によくなじませてから行うことがあり、この場合、指の腹を使ってゆっくりと優しくも見上げるように行うことで効果を得ることができます。

次に生活習慣を見直すことがあります。
食事や睡眠、運動など、健康的な生活を行うことがヘアサイクルにも効果があり、3食バランスよく食事をとることも大切になります。
また、栄養バランスにも気を付ける必要があり、しっかりと朝食を摂ることで血行が促され、毛根にも栄養が行き渡りやすくなります。
最初から朝食を摂ることが難しければ、パンなど少量から始めることも1つの方法であり、継続して行うことが大切です。

睡眠も大切なことの1つになります。
最適でも6時間程度は取ることを心掛ける必要があり、特に、成長ホルモンが最も良く分泌されるとされる午後10時~午前2時の間は熟睡をするように心掛ける必要があります。

スポーツも大切な要素の1つであり、軽い運動を取り入れるだけでもストレスの解消につなげることができます。
また、動くことで血行促進を図ることができるなど、ヘアサイクルには良い影響を与えてくれます。

ヘアサイクルの整え方では、ヘアケアも大切な要素の1つとなります。
ポイントは正しい方法で行うことがあり、髪や頭皮を清潔に保つことがヘアサイクルに効果を発揮します。